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歯ブラシを『処方』する

こんにちは。スマイレアデンタルクリニック 副院長の小林志保子です。

突然ですが、歯ブラシはどれを使っても同じだと思いますか?

確かにブラッシングのスキルがある程度高ければ、どの歯ブラシを使ってもだいたい同じように磨くことができるかもしれません。しかし、ブラッシングのスキルや歯磨きに対する意欲などはもちろん、お口の中の状態も人によってさまざまです。

つまり、どの歯ブラシを使っても同じということはなく、合う歯ブラシは人それぞれ違うということです。

 

ということで、患者さん一人一人に合った歯ブラシをお薦めできるようになるべく、先日、(株)GC主催の”『処方する』ブラッシングセミナー”に参加しました。

風邪をひいたら症状に合わせて薬を処方されるように、お口の中の症状によって歯ブラシも処方しましょうというお話でした。このセミナーでは、GCのルシェロという歯ブラシの処方について学びました。

歯ブラシと模型

セミナーで配布された歯ブラシと模型

スタンダードな平らな形の歯ブラシとルシェロとで汚れの落としやすさの違いを模型で比較したり、ルシェロ全13種の歯ブラシのうちの12種類を実際に体感したりしました。

平らな形のスタンダードな歯ブラシ(左)と段差植毛のルシェロ(右)

毛が平らに植毛されているスタンダードな歯ブラシと、段差植毛のルシェロとでは、歯と歯の間などへの入り込みやすさは格段に違います。下はその違いを表す動画です。

↑平らな形の歯ブラシの動画

↑先端集中毛と段差植毛が特徴のルシェロの動画

いかがでしょうか?

歯磨きは、ただ磨けば良いというものではありません。歯ブラシの選び方や歯の磨き方によってプラーク(歯垢)をどれほど除去できるかはかなり違います。プラークが落とせなければ歯磨きをする意味はないと言っても過言ではないと思います。

 

自分に合った歯ブラシをたくさんの歯ブラシの中から選ぶことはとても難しいことだと思います。

なので、ここで歯科医院を活用して欲しいと思います。なぜ歯科医院で歯ブラシを売っているのか?その答えがここにあります。

歯ブラシ選びに悩んだら、歯科医院でお口の診査をしてもらい、適切なものを『処方』してもらいましょう。

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