歯はむし歯や歯周病などがある程度進行してしまうと、治療をしても元どおりの健康な歯に戻ることはありません。また万が一抜歯などで歯を失った場合も再び歯が生えてくることはありません。 歯を失ってしまうと日常の食事や会話で不自由を感じるようになったり、他の人の視線が気になってしまい、口を大きく開けて笑えないなどお悩みを抱えてしまうことがあります。また、歯を失わなくても痛みなどがある場合、楽しいはずの食事を楽しめなくなってしまいます。 そんな大切な歯を、今以上に悪化・喪失することの無いよう守り続けるには、日頃から悪いところ・痛いところが無くても歯科医院へ通う定期検診が要になります。その有効性は以下のグラフの通り、定期検診を受診することで年齢を重ねても若い頃とほぼ変わらない本数の歯を維持できることからもわかります。なるべく多くの歯を残し、QOL(Quality of Life:生活の質)を保つためにも、虫歯・歯周病を予防しましょう。
科学的根拠に 基づいた予防歯科
CAMBRA(キャンブラ)システムで効果的な予防を
むし歯や歯周病は、歯科疾患リスクと歯科疾患を防ぐ力のバランスが崩れた時に発症してしまいます。CAMBRA(Caries Management By Risk Assessment)は予防歯科が発達したアメリカで生まれた、患者さま一人ひとりの歯科疾患リスクと防御因子を検査できるシステムで、信頼性が高くアメリカの歯科大学の70%で採用されてる「むし歯管理法」です。 歯科疾患のリスクと防御因子を目に見える数値で評価することで、一人ひとりに合わせた効率的で効果の高い虫歯の予防・管理ができます。科学的な根拠に基づいた効果のある治療や予防法を実施するためにCAMBRAシステムを採用し、患者さまの健康なお口をサポートします。