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精密セラミック治療 ホワイトニング

前歯が欠けた|ラミネートベニアとジルコニアセラミックで自然な見た目に改善した症例

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主訴 前歯が欠けたため、きれいに治したい。
診断名・
主な症状

上の前歯の破折


外傷によって前歯が欠けたため、ご来院いただきました。


まずは欠けた部分をコンポジットレジンで応急的に修復し、歯の状態を確認しながら経過を観察しました。




応急的にコンポジットレジンで修復

 

その後、歯の神経が生きていることを確認できたため、神経を抜く治療は行わず、前歯の見た目と機能を改善する治療へ進みました。
年齢 40代
治療内容

① 欠けた前歯を応急的に修復して経過観察


外傷によって欠けた前歯に対して、まずコンポジットレジンで簡易的な修復を行いました。


前歯を強くぶつけた場合、歯が欠けているだけでなく、歯の内部にある神経にも影響が出ることがあります。


そのため、すぐに最終的な被せ物などを行うのではなく、歯の状態を確認しながら経過を観察しました。



② 歯の神経を確認


経過観察後に歯髄診断を行ったところ、歯の神経が生きていることを確認できました。


そのため、今回は神経を抜く治療(抜髄)は行わず、できるだけ歯の状態を保存したうえで審美修復を行うことにしました。



③ ホワイトニングで歯の色を整える


最終的な前歯の色を決める前に、ホワイトニングを行いました。




ホームホワイトニング後

 

前歯の審美治療では、治療する歯だけを白くするのではなく、周囲の天然歯との色の調和を考えることが重要です。


ホワイトニングによって天然歯の色を整えたうえで、最終的なセラミックの色を検討しました。



④ 左右の歯の状態に合わせて治療方法を選択


今回の症例では、左右の前歯で歯の状態が異なっていたため、それぞれに適した治療方法を選択しました。


右側の前歯にはクラック(ひび)があり、歯の傾きも認められたため、ラミネートベニアによる治療を行いました。




ラミネートベニヤ形成後

 

ラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミックを接着することで、歯の形や色、左右のバランスなどを改善する治療方法です。


 



ラバーダム防湿下でラミネートベニヤの接着処理を行っています。

 

一方、左側の前歯にはジルコニアセラミッククラウンを使用しました。


このように、前歯の治療ではすべてを同じ方法で治療するのではなく、それぞれの歯の状態や噛み合わせ、審美性を考慮して治療方法を選択することがあります。



⑤ マイクロスコープを使用した精密な治療


今回の治療では、必要な処置にマイクロスコープを使用しました。


マイクロスコープを使用することで、肉眼では確認しにくい細かな部分まで拡大して確認しながら治療を行うことができます。


特に前歯の審美治療では、歯の形やセラミックとの境目、歯ぐきとの位置関係など、細かな部分の確認が重要です。




ラミネートベニヤ接着後、ジルコニアセラミッククラウンの形成

 

⑥ プロビジョナルで形や噛み合わせを確認


最終的なセラミックを製作する前に、プロビジョナル(仮歯)を使用して、歯の形や長さ、噛み合わせなどを確認しました。


前歯は少しの形の違いでも見た目の印象が変わるため、最終的なセラミックをセットする前に、プロビジョナルで状態を確認することが大切です。



⑦ シリコーン印象による精密な型取り


最終的なセラミックを製作するため、シリコーン印象材を使用して型取りを行いました。


シリコーン印象は精密な型取りに適した材料で、歯の形態だけでなく、歯ぐきとの境目などもできるだけ正確に模型へ再現するために使用します。


前歯の審美治療では、歯の形や大きさ、隣の歯とのバランスなどが仕上がりに大きく影響するため、型取りも重要な工程です。



⑧ ジルコニアセラミッククラウンをセット


最終的に、右側の前歯にはラミネートベニア、左側の前歯にはジルコニアセラミッククラウンをセットしました。


ホワイトニングによって整えた天然歯の色との調和を考慮しながら、歯の形や左右のバランス、噛み合わせを確認して仕上げています。



治療後


治療後は、欠けていた前歯の見た目を改善し、左右の歯の状態に合わせたセラミック治療によって、自然なバランスに整えることができました。


 



自然な状態になりました。

 

今回の症例では、すべての歯を同じ方法で治療するのではなく、


歯の状態を確認 → 神経を保存 → ホワイトニング → 歯ごとに治療方法を選択 → プロビジョナルで確認 → シリコーン印象 → 最終的なセラミックをセット


という流れで治療を行いました。


前歯が欠けた場合でも、歯の状態によってはすぐに神経を抜いたり、大きく歯を削ったりするのではなく、できるだけ歯を保存しながら治療できる場合があります。



術後3年経過しましたが、きれいな状態を維持できています。
使用装置 プロビジョナルクラウン

マイクロスコープ

シリコーン印象



ラミネートベニヤ            ジルコニアセラミッククラウン
治療期間/
通院回数
4か月/16回
費用 プロビジョナルレストレーション 2本 13200円
ホームホワイトニング 33000円
ジルコニアセラミッククラウン プレミア 1本 209,000円
ラミネートべニア 1本 154000円
試適 2本 6600円
セット 2本 13200円
リスク・副作用

・ラミネートベニア、ジルコニアセラミッククラウンは自費診療のため、保険適用外となります。


・ラミネートベニアは歯の表面にセラミックを接着する治療のため、強い噛み合わせや歯ぎしり、食いしばりなどによって欠けたり、外れたりする場合があります。


・ジルコニアセラミッククラウンも強い力が加わることで、セラミックが欠けたり、外れたりする可能性があります。必要に応じてマウスピースをおすすめする場合があります。


・ホワイトニングでは、一時的に歯がしみるなどの知覚過敏が生じることがあります。


・ホワイトニングによって天然歯の色は変化しますが、すでに装着されているセラミックなどの修復物の色は変化しません。


・外傷を受けた歯は、治療後に時間が経ってから神経の状態が変化する場合があります。定期的に状態を確認することが重要です。


・治療後に一時的な痛みや違和感、噛んだときの痛みなどが生じる場合があります。


・歯ぐきや噛み合わせの変化によって、時間の経過とともにセラミックとの境目が目立つようになる場合があります。


・長く良好な状態を維持するためには、定期的なメインテナンスと毎日の適切なケアが重要です。
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