前歯の詰め物の変色が気になる|ホワイトニングとラミネートベニヤで審美性を改善した症例
| 主訴 | 前歯の見た目が気になるとのことで来院されました。 これまで前歯は何度もコンポジットレジン(CR)による修復を繰り返していたとのことでした。 |
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| 診断名・ 主な症状 |
前歯には過去に治療した修復物が複数あり、修復物の変色や着色が見られました。 また、歯ぐきには炎症も見られ、歯の表面の着色もあったため、まずはお口の中の環境を整えてから前歯の審美治療を行うことにしました。 |
| 年齢 | 60代 |
| 治療内容 | まずは歯ぐきの状態を改善最初に歯周基本治療を行い、歯ぐきの炎症を改善していきました。 前歯の見た目をきれいにする治療であっても、歯ぐきが腫れていたり出血しやすかったりすると、治療後の見た目や清掃性にも影響します。 そのため、審美治療の前にお口の中の環境を整えることを大切にしています。 エアフローで着色を除去歯の表面には着色が見られたため、エアフローを使用して着色を除去しました。 歯本来の色を確認しやすい状態にしてから、前歯の色や修復物とのバランスを確認しました。 ![]() 歯周基本治療し、エアフロ―後 ホワイトニングで歯の色を整える今回の治療では、ラミネートベニヤによる前歯の治療に加えて、ホワイトニングも併用しました。 前歯の修復物はホワイトニングによって色が変わらないため、先に周囲の歯の色を整えておくことが重要です。 ホワイトニングによって全体の歯の色を明るくしたうえで、最終的なラミネートベニヤの色を検討しました。 古い前歯の修復物をラミネートベニヤに歯ぐきの状態を整え、着色を除去し、ホワイトニングを行った状態で、改めて前歯の見た目を確認しました。 患者様は、以前から繰り返していた前歯の古いCR修復物が気になるとのことでした。 特に気になっていた前歯3本について、審美性だけでなく清掃のしやすさも考慮し、ラミネートベニヤによる治療を行うことになりました。 ラミネートベニヤは、歯の表面を必要な範囲だけ整え、薄いセラミックを接着する治療方法です。 今回もできるだけ歯を削る量を抑えながら、ホワイトニング後の周囲の歯と色や形が調和するように治療しました。 ![]() ラミネートベニヤ形成後、もともとの修復物が大きいため形成量は通常より多いです。 ラバーダム防湿による接着処理ラミネートベニヤは、歯とセラミックをしっかり接着することが重要です。 そのため、接着処理を行う際にはラバーダム防湿を行い、唾液などによる接着面の汚染を防ぎながら処置を行いました。 前歯の審美治療では、色や形だけでなく、適切な接着環境を整えることも大切です。 治療後治療後は、古い修復物による色や見た目の違和感が改善され、前歯全体が明るく自然な印象になりました。 ホワイトニングで歯全体の色を整えたうえでラミネートベニヤを行ったことで、周囲の歯との色の調和にも配慮しています。 患者様にも仕上がりをとても気に入っていただき、治療後は「以前より管理しやすくなった」と喜んでいただきました。 前歯のCR修復を繰り返していて、変色や着色、見た目が気になっている場合には、ラミネートベニヤなど別の治療方法を検討できることがあります。 ただし、すべての方にラミネートベニヤが適しているわけではありません。歯の状態や噛み合わせ、歯ぐきの状態、修復物の範囲などを確認したうえで、治療方法を選択することが大切です。 |
| 使用装置 | エアフロ― ホームホワイトニング ![]() ラミネートベニヤ |
| 治療期間/ 通院回数 |
3か月/8回 |
| 費用 | 歯周基本治療 保険適用内 エアフロ― 30分 8800円 ホームホワイトニング 33000円 ラミネートベニヤ 154000円×3 セット 6600円×3 |
- リスク・副作用
ホワイトニングでは、一時的に歯がしみるなどの知覚過敏が起こる場合があります。また、歯の状態によっては希望する白さにならない場合があります。
ラミネートベニヤは、強い噛み合わせや歯ぎしり・食いしばりなどによって、欠けたり外れたりする可能性があります。
また、ラミネートベニヤは接着して使用する治療のため、接着時の唾液などによる汚染が接着に影響する可能性があります。
ラミネートベニヤでは歯の表面を削る必要があり、削る量は歯の状態や形、修復する範囲によって異なります。
治療後も、歯ぐきの状態を良好に保ち、定期的なメインテナンスを行うことが大切です。













